今回もレビュープラス（R+）さんからの献本枠でのレビューです。
MacPeople ( マックピープル ) 2010年 06月号
　
一時期、こういった雑誌を購入しなくなっていましたが、こうして実際に読んでみると毎回新しい発見があります。
中には、以前 ネット上で見かけた情報やノウハウも多くあるのですが、自分の中で消化されないまま、身に付かないままになっていたのだと思います。
前回も書きましたが、雑誌という形態だと、散逸しないし、繰り返し読み返したり試したりすることで、消化しやすい気がします。
さて、今号も気になった記事をいくつかピックアップ。
巻頭特集「触ってしまうと欲しくなる！ 詳解 iPadライフ」
やっぱりトップは今月号もiPad。
触ってませんけど、前から欲しかったけど、やっぱり、さらに、欲しくなりました。
罪作りな特集です。
多くは語りません、iPadって何という方はぜひ読んでみて下さい。
冒頭に書いた通り、雑誌は良いのですが保管場所が必要。狭いわが家では大問題。
最近は、ソフトウエア・ハードウエアとも取り扱い説明書がPDFで添付されている、ことがあたりまえ。
ただ、困るのがPDFを開いて読みながら作業をするとなると、画面が隠れてしまい不便です。
Spacesや Expose を利用してもけっこう面倒。
わざわざ印刷したりするのも勿体ない。
iPadがあれば、それこそブックスタンドにiPadを立てて、説明書を開き、Macなどを操作する、ということもできます。
iPadに関しては、
飯吉透さんの連載「海の向こうで胸騒ぎII　iPad for Education」
を興味深く読みました。
iPadが「肉体的な感覚」として実感できるものであり、「このデバイスは、まさに教育のために作られたのではないか」と思われるそうです。
米国の高校や大学で使われる教科書代は高く、授業料よりも教科書代の方が高くつくこともある。
そんな事情もあり電子教科書普及のための起爆剤となるのでは、とのこと。
連載ではもう１つ、
津田大介さんの「音楽配信一刀両断　歴史的な発表！日本の音楽配信の転換期となるか?」
が非常に参考になりました。
「Ustream」での音楽利用に関する利用許諾スキームについて、その経緯と意義を知ることができました。
著作権者も利用者もお互いを尊重し、さらに創造的な活動、自己表現ができるような仕組みを作って作っていかなければならないと思います。
コンピュータ、インターネットを使う上で著作権は誰にでも関係のある重要な問題。
今後、この著作権に関しては、特集などで取りあげて、正しい知識や仕組みの解説をお願いしたいと思います。
特集1「安心安全　マックのメンテナンス」
Macを使っていて何かトラブルがあっても、通常の時期だとメンテナンスの時間はあまりとれませんね。
調子が悪い、遅い、と文句いいながらも、とりあえず動けばだましだまし使ってしまいます。
ゴールデンウィークというこの機会に日ごろの不摂生を省みてメンテナンスをするのには、持って来いの特集。
メンテナンスだけでなく、セキュリティ対策についても分かりやすくまとめられています。
いまでこそ少なくなっていると思いますが、システムやその他のソフトウェアのアップデート、重くなるとか言ってほったらかしの人がいます。
よくあるのが、「パソコンに詳しい友人がしない方がいい、と言っていた。」というパターン。
そんな友人に限って、動画をダウンロードしたり、DVDをコピーしたりすることにやたら詳しいだけ、セキュリティや著作権には無頓着、だったりします。
そんな友人を持ってしまった方も、この特集を読めば、正しいメンテナンス・セキュリティの知識が得られるはずです。
特集3　Mac疲れを癒す　ヨガ講座
読んで字の如く、ヨガ講座です。
私も年中、肩凝り、腰の痛みに悩まされています。
かといって、外で運動するわけでもなし。
ということで、この特集、結構気に入りました。
付録ＤＶＤに解説動画も収められているので、見ながら簡単にできます。
これは意外なヒットです。
この動画をiPadに入れればどの部屋でも見ながらヨガできるのに……
と、結局、iPadの話題でおしまいです。
P.S.
Microsoft Office 2008 for Macの読者モニターリポート。
先日エントリしたようにWebに掲載して頂きましたが、なんと紙面(220p)にも掲載して頂いております。ご笑覧あれ。
関連リンク
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