我が係累初の金管族、トロンボーン吹きの高3の次男のおかげで、いままで聴くことのあまり無かったブラスアンサンブルをよく聴くようになりました。
トロンボーン・クァルテット・ジパング の4thCD「UNION JACK」もその1枚。
発売されたのは2005年12月としばらく前になりますが、未だに人気の高い作品のようです。
トロンボーン・クァルテット・ジパングは、在京のオーケストラに所属するトッププレーヤ4人が集い、1999年に結成されたとのこと。
トロンボーンのイメージというと、もしかしたら、うるさい、勇ましいようなイメージを抱く方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、このCDで聴くことのできるトロンボーンの音色は、柔らかく、優しく、こころが暖まるようです。
吹奏楽ファンならおなじみのホルストの組曲や、誰もが耳にしたことのあるヘンデルのグロリアはもちろん、フィリップ・ジョーンズアンサンブルのために書かれた「猫の組曲」や、トロンボーンアンサンブルのために書かれたゴフ・リチャーズの組曲も、難解なものはなく、どれも耳なじみのよいメロディの楽曲が取り上げられています。
トロンボーンの厚みのある、しかし、柔らかなハーモニーが心地よく響きます。
ユニオン・ジャック -フィリップ・ジョーンズに捧ぐ-
TROMBONE QUARTET ZIPANG
ヘイゼル:猫の組曲/吉川武典編曲
1. 猫の組曲 1 クラーケン
2. 猫の組曲 2 ブラック・サム
3. 猫の組曲 3 ミスター・ジャムズ
ゴフ・リチャ−ズ:組曲
1. 組曲 1 ファンファーレ
2. 組曲 2 ギャロップ
3. 組曲 3 ララバイ
4. 組曲 4 フィナーレ
プレムル:イン・メモリアム
リン:フォー・フォ・フォー
1 Allegro Moderato
2 Andante
3 Vivace
4 Allegro Moderato
ヘンデル:グロリア/吉川武典編曲
アイルランド民謡:ロンドンデリー・エア/吉川武典編曲
ホルスト:組曲/吉川武典編曲
1. シャコンヌ(組曲第1番変ホ長調 作品28-1より)
2. 無言歌(組曲第2番ヘ長調 作品28-2より)
3. マーチ(組曲第1番変ホ長調 作品28-1より)
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関連リンク
・トロンボーン・クァルテット・ジパング 公式サイト
・トロンボーン・カルテット・ジパング特集:[クラシック]All About
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