昨日 5/29(日) 石川県立音楽堂でおこなわれた、小松明峰高校吹奏楽部 第25回 定期演奏会 を聴いてきました。
前日の5月28日 小松市公会堂で昼・夜の2公演を行っていますので、2日間で3回の定期演奏会を開催するのですから、ほんとうに凄いとしかいいようがありません。
しかもコンサートはいつも満席状態。
この日も、あの石川県立音楽堂の大きなホールが9割がた埋まっていました。
1年生も加わり総勢100名!の大所帯。
前回は2月にホワイトコンサートを聴かせてもらいましたが、ぐっとレベルアップ。
この成長ぶりを楽しめるということは、学生バンドを聴く醍醐味の一つです。
吹奏楽これから聴いてみようか、と思われる方は、ぜひお近くの学生バンドを1年おっかけて聴いてみて下さい。
演奏会は2部構成。
1部はオリジナル曲を中心としたステージ。
1部では、1曲目のMarch : The Lion’s Gateでの、ホルンとバスクラの頑張り。2曲目、ホワイトコンサートでも演奏された石川県吹奏楽連盟50周年記念委嘱作品、後藤洋さん作曲「ENCORE!」の完成度の高さ(ホワイトコンサートの時よりも数段レベルアップしてました)。澄んだ歌声も楽しめた、祈りにあふれた4曲目「MAZING GRACE」。1部最後5曲目のアイーダでは寺井高校、桜丘高校、野々市明倫高校など近隣の県立高校のトランペット奏者、たしか17名、がバンダとしてパイプオルガンの前で演奏する、という演出で楽しませてくれました。
2部は企画ステージで、音楽レストラン「MEIHO」へ訪れた家族がオーダーする音楽を楽しむ、という楽しい構成。
ポップな曲の数々に、演奏だけではなく、ダンスやボディパーカッションと多彩なステージ。
各楽器のソロも破綻なく安心してきけました。
またバックの演奏がしっかりとしているので、ダンスなどの演出がより生きている、と感じました。
2部の後、詩の群読と合唱。選曲も震災後のいまのこの時に合ったもので、泣かされました。
あと言う間の2時間のステージ、堪能させて頂きました。
この素晴らしい定期演奏会を立派にやりとげた明峰WINDSのみなさんに感謝です。
ほんとうにお疲れさまでした。
でも、音色、ハーモニー、まだまだ伸びしろがありそうです。
次の機会には、さらに磨きのかかった演奏を期待しています。
石川県立小松明峰高等学校吹奏楽部 第25回定期演奏会
2011年5月29日(日) 18:00〜
石川県立音楽堂コンサートホール
<STAGE I> Symphonic Stage
- March : Lion’s Gate( Ralph Ford )
- ENCORE!(後藤 洋 )
- AMAZING GRACE(Frank Ticheli)
- 2011年度全日本吹奏楽コンクール課題曲IV 南風のマーチ(渡口 公康)
- 歌劇「アイーダ」より 凱旋行進曲(Giuseppe Verdi / 編曲 Franco Cesarini)
<STAGE II>音楽レストラン明峰
群読「やわらかいいのち」谷川俊太郎
合唱「家族写真」作詞:松井五郎 作曲:森山良子
アンコール
- 宝島
- VACATION
- ふるさと
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