今回も R+(レビュープラス)さんから献本いただいてのレビューです。
MacPeople 2010年5月号
Macの使い方もインターネットがあればたいていのことは解決してしまいますが、こうした雑誌の良いところは(当然ではありますが)編集者により簡潔にまとめられていることです。
インターネットでは集めてきた情報を自分なりに整理しまとめる必要がでてきます。
今回のMacPeople5月号 そうした雑誌、紙媒体の良さが感じられる充実した内容でした。
[巻頭特集]
話題の端末を10分でマスター
もうすぐ発売!iPad総復習
いま、Apple関連の話題の筆頭 iPad!
ついに米国では発売され、人気沸騰、狂喜乱舞ぶりが伝えられています。
インターネットではその様子もほとんど時間差なく知ることができるのはすごいこと、すごい時代です。
でも、WebでiPad、iPadって騒いでいるけど、騒いでいるだけで中身を分かっていない人も多いのかもしれません。
この特集では、そのiPadについて、基本的な事柄がコンパクトにまとめられていて、断片的だったiPadに関する知識を整理することができます。
私も、あくまでも夢想状態ですが、購入するとしてWiFiモデルか3Gモデルか、どちらにしよう、と悩んでみたりしました。
今回の記事を読んでゆっくり考え、WiFiモデルでいいか、と思えるようになりました。
しかし、この特集の表紙ページには iPadの実物大写真が掲載され食指を動かされます。目の毒でもあります。
実物大iPadの写真に私のiPhoneを重ねてみました。
ただ、iPad に魅力を感じるのは、iPhoneを使ってその便利さ、とくに書籍、ドキュメントの閲覧が非常に便利なことを知ったからこそでもあります。
同時に、iPhoneでは、最適化されていないWebサイトの閲覧などは、細かい文字が読みづらくなったお年ごろ(人はそれを老眼と呼ぶ…老いてはいないつもりだけど……)の私には非常につらいものがあるからでもあります。
特集1 データ保存/共有極意
FAQ(frequently asked questions)形式で「各種メディアの特徴」「オンラインストレージ」「バックアップ」「メンテナンス」など、データの保存、共有に関する事柄が非常に良くまとめられています。
Macを、パソコンを使っていく上でどうしても必要なこと、でもおろそかになりがちなことが、データのバックアップ と セキュリティ だと思います。
どちらも痛い目にあわないとなかなかその重要性に気付きにくいのかもしれません。
でも、痛い目にあってからでは遅い。
特に最近は内蔵ハードディスクの容量も大きく、USBメモリも手軽に使え大容量になっています。
思いでの写真や、好きな音楽、動画データが一杯詰まっていることでしょう。
それゆえに、それぞれの記憶媒体の特徴、特性を知り、データの保存、管理を上手にしなければならなくなっています。
この特集では、たとえば、
USBメモリの寿命について、
公称 20年 だが、頻繁な抜き差しなどで損傷する可能性があるため、実際は数年程度、である
ということや、
・DVDメディアの「データ用」と「録画用」の違い、
・外付けハードディスクのインターフェースはどれを選べばよいか、
・Time Machineで利用するハードディスクの容量はどれくらいがよいか、
など、ちょっとした疑問が解決します。
デジタルデータ、ほんとうに消える時はあっさりと消えてしまいます。
なんど痛い目にあったことか!
ぜひ、痛い目に合う前に、この特集を有効に役立てて大切なデータを失わないようにしましょう。
新年度、新学期にふさわしい内容の5月号でした。
R+(レビュープラス)さん、MacPeopleさんに感謝。
ところで、いま、わが家ではTime Machine を利用しています。
定期的にかりかりと外付けHDに書き込みされていくのは非常に安心感がありますよ。
面倒な設定なしに簡単にバックアップがとれるのは素晴らしいことです。
これだけでもMacがおすすめです。
[R+] MacPeople 2010年5月号 レビュー
Mac People ( マックピープル ) 2010年 05月号 [雑誌]
posted with amazlet at 10.04.08
アスキー・メディアワークス
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