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京都大学吹奏楽団 第43回定期演奏会を聴いてきました!

京都大学吹奏楽団 第43回定期演奏会 コンサート

こんにちは。
@pooh_1960です。

進々堂 北山店

開演前に一休み at 進々堂 北山店

年末の恒例行事となった京都大学吹奏楽団定期演奏会。
12月21日(土)雪の中を京都まで行ってきました。

現在 在団中の我が家の次男・バストロ吹き第一号も3回生。
この定期演奏会が最後のステージとなります。

初めてこのバンドの演奏を聴いたのが2006年12月17日
バスクラ吹き長男が1回生の時の定期演奏会でした。
御経塚通信: 京都で定演を堪能

大学の吹奏楽団というと応援団付き、応援団所属のバンドも多いのですが、京都大学吹奏楽団は純粋なコンサートバンド。
しかも、京大生だけではなく、近隣の大学生でも入団できるのが特徴。
ゆえに吹奏楽コンクールには不参加。
年2回演奏会(6月のサマーコンサート、12月の定期演奏会)と依頼演奏などの活動をしています。

上記のリンク、初めての定期演奏会の記事でも触れていますが、自由な雰囲気、コンクールに参加しなくてもそれぞれが自律的に音楽、楽器に取り組みレベルの高い演奏を聴かせてくれる、素晴らしいバンドです。
それまで全国大会で金賞を受賞するような高校生バンドの演奏も幾度となく聴いていましたが、精神的な音楽の豊かさに驚いたものです。

今回の定期演奏会の時点で団員数は130名あまり。
指揮者は3名。学生の正・副指揮者と常任指揮者の文字清先生。

もう足掛け7年間になるお付き合いもこれで一区切り。
たいへん楽しませていただきました。

京都大学吹奏楽団 第43回 定期演奏会

開演前のホワイエでのアンサンブル。
最初のバスクラ四重奏を聴き逃したのが残念でなりません。
なんとかサキソフォン四重奏には間に合いました。
京都大学吹奏楽団 第43回定期演奏会

第1部
オープニングは2回生の副指揮者によるシェルドン「ビジョンズ・オブ・フライト」
タイトルの通り大空を飛んでいるような華やかで軽快な曲。
出だしの音を聴いて「ああ、再びこの楽団の演奏会に帰ってきたなぁ」と感じました。
毎年メンバーは入れ替わっているはずですが、この楽団明るく柔らかい音色はかわりありませんでした。
若々しく軽快な演奏でした。

2曲目はスパーク「カレイドスコープ~ブルックの歌による5つの変奏曲~」
こちらは正指揮者による演奏。
演奏者も1曲目とはかなり入れ替わり、心なしか、落ち着いたしっかりとした音楽づくりがされているように感じました。
タイトル通り万華鏡の中を覗いているよう。各楽器、ソロ奏者も達者できらめく音楽の世界を堪能できました。

第2部
企画ステージは、勇者が魔王にさらわれた姫を助ける、という物語。
しかし、可哀想な勇者は失恋してしまうのです。シンプルでユーモラスな物語が楽しかったです。

第3部
文字先生の指揮による、バルト・ピクール「交響曲0番」
毎回のことながらリラックスした2部のあと、緊張感あふれる演奏にはうならされます。
普段脇役の低音楽器も活躍する吹奏楽の魅力にあふれた楽曲で、あっという間に時間が過ぎました。
ソロもそれぞれ素晴らしかったのですが、特にクラリネットのソロが秀逸。豊かな響きには感動しました。

アンコールは「Climb Ev’ry Mountain」と「レ・ミゼラブル」。
Climb Ev’ry Mountain のメロディが流れ始めた時は思わず涙が出そうになりました。
できればアンコールの曲順は逆にして、Climb Ev’ry Mountain で締めてもらえるといいなぁと思います。

吹奏楽オリジナル楽曲で構成されており、吹奏楽の魅力をまた改めて感じることもできました。
団員のみなさん始め関係各位に感謝!
3回生のみなさん、卒団おめでとうございます。

京都大学吹奏楽団 第43回 定期演奏会

 日 時:2013年12月21日(土) 開場:17:30 開演:18:30
 会 場:京都コンサートホール 大ホール

開幕前 アンサンブル

 バスクラ4重奏 
  ハート・オブ・ユア・ワールド / アラン・メンケン
 サクソフォン4重奏 
  ルパン三世のテーマ / 大野 雄二(編曲:高橋 宏樹)

第I部

 VISIONS OF FLIGHT / Robert Sheldon
 カレイドスコープ~ブルックの歌による5つの変奏曲~ / Philip Spark

幕間アンサンブル

 打楽器5重奏
 水面に射す紅き影の波紋 / 山澤 洋之

第II部 企画ステージ「こゑわづらひ~一声一代の大告白~」

 めざせポケモンマスター
 ハナミズキ
 ミッションインポッシブル
 「美女と野獣」よりハイライト
 スターラブレイション

幕間アンサンブル

 サクソフォン・ピアノ二重奏
 Historie du Tango より Cafe 1930 / アストル・ピアソラ

第III部

 交響曲0番 / B.Pcqueur
   第一楽章:太陽神「ラー」のファンファーレ
   第二楽章:源にて、不死鳥の歌と踊り
   第三楽章:死と復活
   第四楽章:ヘリオポリスへの飛行、ラーの祝典

アンコール

 Climb Ev’ry Mountain
 Higlights from LES MISERABLES

京都大学吹奏楽団 第43回定期演奏会

次回演奏会 京都大学吹奏楽団 第29回サマーコンサート

2014年6月14日(土) 開場 17:30 開演 18:30
入場無料

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