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目の前のことをおろそかにしない:山崎直子さんの講演を聞いてきました

ことば

こんにちは。
涙腺はもともと緩い@pooh_1960です。

金沢泉丘高校 山崎直子さんの講演

昨日2012年10月18日、息子たちの母校であり、現在娘の通う高校へ宇宙飛行士 山崎直子さんの講演を聞きにいってきました。
もともとは学生向けの「生き方講演会」として企画されたものですが、父兄も参加可能とのことで、申し込んで楽しみにしていました。

「宇宙・人・夢をつなぐ」山崎直子

合唱部が宇宙戦艦ヤマトを歌う中、校長先生に先導されて登場された山崎さん。
いきなり最初のあいさつは英語ではじまり、生徒もたちも私たちもちょっと緊張。
宇宙飛行士試験の面接で、毛利衛さんからとつぜん英語で質問されて、みなさんの今の反応のように私も「えっ」って思った、エピソードを紹介されて、公演がスタート。

「生き方講演会」ということもあり、「人生に正解はない」ので、「一つの例として参考になれば」と、ご自身の幼少の頃から宇宙飛行士となるまでの半生を、その時々の宇宙飛行の歴史を織り交ぜながら、語って下さいました。

アメリカに留学していた時に、「日本ってどんな国」「歌舞伎って…」とたずねられたが、満足にこたえられなかった、という経験から、自分の足下をしっかりと見つめる必要がある。
訓練よりも、2003年のコロンビア号の事故後、2004年第19期目の飛行士メンバーとなったため、いつ実際に飛び立てるのかわからない、「ゴールが見えないことが大変」だった。
今、やっていることが何に繋がるかわからないかもしれないが、いま、目の前のことをおろそかにしない。

と、いったことを高校生たちに語りかけてくれました。

何より感動したのは、最後の質疑応答の時間、ステージからおりて、質問する生徒の近くで、質問を聞き、そして丁寧に答えて、最後は握手をして下さいました。
その真摯な姿に涙がでそうになりました。
人間としてのありようを、あらためて教えて頂いたような気がします。

山崎直子さんと、この講演を実現させて下さった関係者のみなさんに感謝します。

実は、講演が終わって会場を出た後、出待ちしていました。
他にもお二人いらっしゃったのですが、私たちをみつけると、わざわざ歩み寄って下さり握手をして下さいました。
しかも、私たちが持参した本にサインをお願いしたら快く引き受けて下さり、サインを頂きました。
我が家の家宝です。

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