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漸く 有川浩『図書館戦争』を読んで、あらためて憲法改悪はいかん、と思った。

読書

こんにちは。
図書館大好き @pooh_1960です。

時間があれば図書館へ行ってます。
好きな本を探したり、勉強しに行ったり、最近はiPhone5でテザリング利用すれば、パソコンも使えるので、本当に便利。
と、思っていたら、なんと金沢市図書館はフリースポット導入してたので、ますます便利になりました。
金沢市立図書館でフリースポットWi-Fiが使えるようになっていたので、試してきました。 | 情報航海術 – Office-TAKU.com –

最近は、今まであまり利用することのなかった図書の予約もしちゃったりしています。
と、いうことで、漸くにして、今 映画公開中のこの作品を読んだ訳です。

図書館戦争

有川浩「図書館戦争」

この小説、なかなか面白かったです。
マンガ化、アニメ化されてヒットするのもわかります。

しかし、事実は小説より…、との言葉通り、いままさに、この国は とんでもない歴史認識、人権無視、民族差別主義者たちが跋扈し、憲法を改悪しようと目論んでいる。
それが、なされた暁には、この物語さえ牧歌的にうつるかもしれない。
メディア良化法どころの騒ぎではないですね。

こんなかっこよく、楽しくはいきません。

そして、いま話題の実写映画。
原作読むまではと、なるべく情報をみないようにしていましたが、ようやく公式サイトをはじめ、Webでいろいろと情報を仕入れてみました。

キャストは下記の通り。

笠原郁 – 榮倉奈々
柴崎麻子 – 栗山千明
堂上篤 – 岡田准一
小牧幹久 – 田中圭
玄田竜助 – 橋本じゅん
手塚光 – 福士蒼汰
折口マキ – 西田尚美
稲嶺和市(日野図書館長・故人) – 児玉清(写真出演)

小牧幹久ー田中圭 は納得、柴崎麻子-栗山千明は原作者のイメージモデルだったそうだが私のイメージではちょっと、手塚光-福士蒼汰 は 仮面ライダーフォーゼやあまちゃんの爽やかな好青年イメージが強いので、もう少し理知的で冷たいイメージのある方の方が…
稲嶺和市-児玉清 も原作者のイメージモデルなのだけれど、児玉清さんの思想的背景を知っているだけに複雑。

願わくば、若い人たちが、自衛隊の全面協力で作られたというこの映画、あるいは原作を読んで、自由をまもるために戦争をすることが当然とか、それをかっこ良いとか、そんな間違った解釈をしないで欲しいと思う。
今はまだ、そういった事態になる前に、その流れを止めることができるのだから。

図書隊を創設するひつようがない、社会を、日本を、作っていきましょう。

そのためには、この本の中で玄田竜助が子どもたちに教えていた大人の喧嘩の基本しっかりと身に付けないと。
それから、折口マキが言ってた「協力って期待するものでも要求するものでもなくて、巧く引き出すものなのよ」ということも大事ですね。

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