こんにちは。
Kindle 買ったけど、まだ圧倒的に紙の本を読む方が多い @pooh_1960です。
R+(レビュープラス)さんからの献本枠でのレビューです。
SNS担当になったけど何を書いてよいかわからない!という人に… 『人を操る禁断の文章術』メンタリストDaiGo(かんき出版)
著者について
著者は多くの人がご存知、テレビでもおなじみの メンタリストDaiGo。
最近はメディアへの露出は減っているようです。
公式サイトのプロフィールには、
メンタリズム研究会『スリーコール』に所属し日夜メンタリズムの研究にいそしむ中、 さらなる人間の脳と心に取り組むため、 現在、慶応大学大学院から医大編入を志し学問に励んでいる。
ということです。
タイトルは大仰だがわかりやすく手軽な文章の書き方の入門書
メンタリストDaiGoの著書、とうことで、『人を操る禁断の文章術』などとある意味おどろおどろしいタイトルになっているのですが、中身は極めて真っ当な文章術です。
一つ一つはこれまで語られてきた文章術の内容と変わりはありません。
しかし、
- 語り口が柔らかい(難解な表現がない)
- ポイントが要約されている
- 活字も大きく記号も多用され、見て読める本文になっている
今まで読書習慣がない人でも問題なく読むことができ、すぐに文章に応用することができる内容です。
会社でSNS担当になったけど、どんな文章を書いてよいか、どう書けばよいかわからない、という若いビジネスパーソンには手軽な手引き書となる内容です。
何とかして文章上手く書きたいけど、文字ばかりの文章術の本はちょっと、という方にはおすすめです。
もちろん、体得するには何度も読み、書いた文章を見直し、また書く、という繰り返しが必要であることは言うまでもありません。
「自分で書かない」という原則とは?
この本の中で特に気になった、再認識させられたことは、「自分でかかない」という原則
メンタリスト文章術の「書かない」3原則として、下記の3点を挙げています。
- 「あれこれ書かない」
- 「きれいに書かない」
- 「自分で書かない」
「自分で書かない」ってどんなことだろうと思ったのですが、要するに「文章は自分で考えるな!書くべきことは相手の心の中にある」ということでした。
読まれる文章を書きたければ、読む人の興味やバックグラウンドを考えて書く。
テクニックでもありますが、何かを伝えたい相手のことを思って書く、という、きわめて大事なことですよね。
リサーチ力と相手を思う想像力というのがやはり重要なんだと思いました。
- R+(レビュープラス)
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