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『オウリィと呼ばれたころ – 終戦を挟んだ自伝物語』佐藤さとる(理論社)

本・雑誌

こんにちは。
@pooh_1960です。

幼いころワクワクしたり、胸がキュッとしたり、心がジーンとしたりしながら読んでいた読み物。
特に、庄野英二『星の牧場』、あまんきみこ『白いぼうし』、そして 佐藤さとる『だれも知らない小さな国』はある意味私を形作ってくれた大切な作品。後年、これに吉野源三郎『君たちはどう生きるか』が加わるのだが。

物語の楽しさ、胸をわくわくさせる、という意味においては一番だったのがコロボックルシリーズ。

その作者 佐藤さとるさんの少年から青年期の自叙伝がこの『オウリィと呼ばれたころ』

佐藤さとるさん、コロボックルファンはもちろん、その物語を引き継ぐことになった有川浩さんファンのみなさんも、ぜひご一読を!

オウリィと呼ばれたころ―終戦をはさんだ自伝物語』佐藤さとる(理論社)

子どもの頃、わくわくしながら読んだ「だれも知らない小さな国」。それをはじめとして、コロボックルシリーズは全て読み、子どもたちにも読み聞かせした私の大好きな作品。
その作者 佐藤さとるさんの第二次大戦を挟んだ、少年から青年時代の「自伝物語」
佐藤さんの筆になるので、読みやすい文章。その後生み出される物語の温かさのみなもとになる、おおらかで優しい人柄がわかる作品。
本格的な執筆活動を行うことになる、その後の物語もぜひ読みたいものだ。

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