去る、6月28日(土)、八幡市文化センターで行われた「京都大学吹奏楽団 第23回 サマーコンサート」へ行ってきました。
昨年につづきサマーコンサートは2回目、年末の定期演奏会を含めるとこのバンドの演奏会はこれで4回目となります。
学生たちの運営による、自主的、自由な雰囲気で、とても気に入っているバンドです。
中学、高校との違いは何となく想像できると思いますが、大学バンドでも、スポーツの応援などを行わない純粋なコンサートバンド、というのも、そのバンドカラーを決定づける大きな要因なのでしょう。
会場の八幡市市民会館までは京都市内から車で30~40分程。前回は、初めてでコンサートだけ、でしたが、今回は早めに行って、有名な石清水八幡宮を参拝したり、エジソンが電球のフィラメントに使ったという、八幡竹の林(写真)を散策したり、楽しんできました。
さて、話しは元にもどって、今回のサマーコンサートは演奏も構成もすばらしく、2時間15分、飽きることなくあっという間でした。
以下、また覚えの為に
京都大学吹奏楽団 第23回 サマーコンサート
- 第一部
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- The Pioneers(P.スパーク)
- スパークがYouthバンドのために書いた曲で、そのバンドが新しい冒険に乗り出すという意味と、メリー・ウェイルスとウィリアム・クラークという二人の冒険家の200年目になる旅を讃えたものとのこと。輝かしく、明るい曲でした。
音源:楽天 - マゼランの未知なる大陸への挑戦(樽屋雅徳)
- ご存知、いま人気の若手作曲家、樽屋さんの作品。標題からも連想できるように、未知なる大陸をめざし航海する情景は、ちょっとパイレーツ・オブ・カリビアンを彷彿とさせるものがありました。タイトルは大きく重いのですが、音楽は比較的軽く、ポップな感じに仕上がっています。サマーコンサートの選曲としてはよいのかもしれません。
音源:楽天 , Amazon.co.jp
- 第二部 “Ghost Symphony”
- 企画ステージ。お化け屋敷を探検にしに来た女の子が、音楽好きのお化けたちと出会い・・・、というストーリーで、お化けにまつわる曲が趣向をこらして演奏されました。
演奏曲目は以下の通り、- ゲゲゲの鬼太郎(いずみたく 作曲/山下国俊 編曲)
- Friend like me(Alan Henken 作曲/E.Sterling、上坂 萌 編曲)
ディズニー音楽ではおなじみアラン・ヘンケンの作曲。映画「アラジン」の中でジーニーが歌っている曲です。以前、娘がエレクトーンで演奏していたので、我が家ではなじみ深い曲。乗りの良い軽快なリズムとメロディーに乗ってステージではダンス隊が見事なダンスを披露してくれました。 - 海の上のピアニスト(Ennio Moricone 作曲/長生 淳 編曲)
映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネの作曲による美しいメロディ。ソプラノ・サックスとトランペットのソロがすてきでした。 - We’re All Alone(Boz Scaggs 作曲/小野寺孝輔 編曲)
- サタデーナイト(BillMartin & Philip Culter 作曲/金山徹 編曲)
懐かしい、ベイシティ・ローラーズの賑やかな曲でエンディング。
- 第三部 お星さまにお願い
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第3部はしずかな夜の雰囲気のステージ。夜空にまつわる曲を、詩の朗読を挟みながら、情感豊かに演奏してくれました。
- 銀河鉄道999(平尾昌晃 作曲/星出尚志 編曲)
- きらきら星変奏曲(天野正道 作曲)
- 見上げてごらん夜の星を(いずみたく 作曲/金山徹 編曲)
- Fly Me To The Moon(Bart Howard 作曲/櫛田てつ之扶 編曲)
- ムーン・リバー(Henry Mancini 作曲/上柴はじめ 編曲)
開演前と幕間のアンサンブルも全て楽しみ、今回も、充実した良い時間を過ごさせてもらいました。団員のみなさんありがとう。
なお、第38回 京都大学吹奏楽団 定期演奏会は2008年12月13日(土)びわ湖ホール 大ホールで行われるそうです。お近くの方はぜひどうぞ。
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