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中沢けい「楽隊のうさぎ」映画化!

11月4日付 静岡新聞によると、浜松市ゆかりの映画関係者らが、中沢けいさんの小説「楽隊のうさぎ」を映画化すると発表したそうです。
吹奏楽題材に浜松発の映画 「楽隊のうさぎ」制作へ(11/ 4 07:55)|静岡新聞
同記事によると、音楽の町浜松を全国に発信するのが狙いで、

市民制作委員会を結成して支援者やスポンサー企業から協賛金を募り、映画の制作資金に充てる。出演者は年明けにも、遠州地域在住者を対象にオーディションで決める。撮影は来夏から市内を舞台に行い、2013年秋の完成を目指す。

楽隊のうさぎ / 中沢けい

いまでこそ吹奏楽を題材にした小説やコミックなど数多くありますが、この作品はその先駆けともいえるのではないでしょうか。
中学校に入学した主人公は、思いがけず、吹奏楽部に入り…
全国大会目指して練習する姿に、思い出がフラッシュバックしたりして、吹奏楽だった人にはやはりたまらない小説です。
一昨年にはセンター試験の問題としてとりあげられ話題になりました。
センター試験 に中沢けい「楽隊のうさぎ」、ハイドン「告別」交響曲 | 御経塚通信

「楽隊のうさぎ」の中で、主人公たちが全国大会目指して取り組む、課題曲、自由曲。
読んだけど聴いてない、聴いたけど読んでない、みなさんは、この機会にぜひ!

1996年 課題曲 「交響的譚詩〜吹奏楽のための」作曲:露木正登 1997年 課題曲 「ラ・マルシュ」作曲:稲村穣司

 

自由曲 「ハンガリー民謡『くじゃく』による変奏曲」作曲:Z・コダーイ

 

自由曲 「バレエ組曲『シバの女王ベルキス』より     「戦いの踊り」「夜明けのベルキスの踊り」「饗宴の踊り」」作曲:O・レスピーギ

 

著者、中沢けいさんは、高校在学中に書いた小説「海を感じる時」で群像新人文学賞を受賞(受賞時は大学生)。
センセーショナルなデビュー、当時の衝撃はよく覚えています。
同世代の作家としていまなお健筆を振るわれているのは嬉しい限り。
人気作家さんというと遠い存在なのですが、Twitterのおかげで、直接、お話しさせて頂くこともできるのですから、いい世の中です。

関連リンク

中沢けい公式サイト|豆畑の友
中沢けいTwitter: @kei_nakazawa
 

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