こんにちは。
@pooh_1960です。
はやいものでもう6月も終わってしまいます。今月は2つの吹奏楽のコンサートを聴かせて頂きました。
レビューといえるほどではないのですが、記録として簡単に感想などをメモメモ φ(.. )
まずは、6月10日(日)に行われた、明峰の定演
石川県立明峰高等学校吹奏楽部 第26回 定期演奏会
日 時 2012年6月10日(日) 18:00〜
会 場 石川県立音楽堂コンサートホールSTAGE I Symphonic Stage
- 新世界の踊りよりI:大地の踊り 作曲:M.エレビー
- アルメニアン・ダンス Part1 作曲:A.リード
- 吹奏楽のための綺想曲「じゅげむ」(2012年度全日本吹奏楽コンクール課題曲III) 作曲:足立 正
- 「ラピュタ」〜キャッスル・イン・ザ・スカイ〜 作曲:久石 譲/森田 一浩
- 交響曲第5番より 終楽章 作曲:D.ショスタコーヴィチ
STAGE II
Music at an Exhibition 〜 「展覧会の音楽」
群読 「生きる」 谷川 俊太郎
合唱 「家族写真」 作詞 松井 五郎 作曲 森山 良子
今年もご縁があり知人より招待していただきました。
今年の明峰の定演は5月26日、27日に小松市公会堂、そして、6月10日に石川県立音楽堂 と3公演。
その最終日 石川県立音楽堂へ。
あの広い石川県立音楽堂のコンサートホール、3階席までいっぱいの人が入っていました。
今年は3出で全日本吹奏楽コンクールはお休みの明峰WINDS
コンクールだけが全てではない、というものの、やはり全国大会のステージで演奏する、という目標を頂いている方も多いことと思います。
ちょっともやもやした思いを抱いている、部員もいるのでは?といらぬ心配をしていましたが…
1曲目、M.エレビー「新世界の踊りより I:大地の踊り」で相変わらずの明峰サウンド!
しかも、この時期としては例年よりもずっと仕上がり状態がよいのではないかと感じる快演。
そして、2曲目おなじみA.リード「アルメニアン・ダンス Part1」、渾身の、鬼気迫る演奏。
もうこのままコンクール出場していいじゃないの、って感じでした。
この2曲聴けただけでも行った価値はありました。
今年の課題曲III 足立正「吹奏楽のための綺想曲「じゅげむ」では、バスドラム(大太鼓)を和太鼓に、トライアングルをちゃんちきにおき替えて演奏をするという面白い試み。これがまたドンピシャでした。
斉藤先生も言われていた通り、コンクールではやっちゃいけませんが、演奏会で取り上げる時は、ぜひこの手法とりいれるといいのでは、と思います。
久石譲「ラピュタ」では、スクリーンに映像を映しだしながらの演奏。これも、ぴったりとはまっていました。
音楽ばかりに気をとらわれることなく、映像を楽しめる、というのは、その演奏技術の高さ、ミスのない演奏ゆえのことと関心しました。
一部の最後は、ショスタコーヴィチの5番!
大曲、難曲ゆえ、曲全体の完成度としては充分とはいえませんでしが、すばらしい演奏。
特に中間部の木管群の頑張り、粘り強い演奏が、素晴らしかったです。
冒頭のティンパニーの連打からはじまって、金管楽器が華やかになり響く、というイメージの曲ですが、クラリネットを始めとする木管楽器の頑張りがなければ成り立たない、ということをあらためて感じました。
二部のポップスステージ、群読(今年は私の好きな、谷川俊太郎「生きる」でした)、合唱「家族写真」に合わせての部員たち、先生の家族写真のスライド、最後に斉藤先生への部員たちからの感謝のメッセージ。心憎い演出。
指揮台の上で涙をこらえる斉藤先生の後ろ姿が印象てきでした。
毎回のことながら、感動と元気をたくさん頂きました。
明峰WINDSのみなさん、ありがとうございました。
今後とも楽しみにしています。
小松明峰高等学校吹奏楽部 全日本吹奏楽コンクール 音源
全日本吹奏楽コンクール2009 Vol.8
小松明峰高等学校吹奏楽部が全国大会初出場で金賞を受賞。
「中国の不思議な役人」(バルトーク)はまさに名演!
全日本吹奏楽コンクール2010 Vol.9
「ディオニソスの祭り」(F.シュミット)
全日本吹奏楽コンクール2011 Vol.9
「交響詩「ローマの祭」より I.チルチェンセス IV.主顕祭 」(O.レスピーギ)
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