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9月13日誕生日の アルノルト・シェーンベルク、「ミス・サイゴン」のC.M.シェーンベルクとは・・・

クラシック

こんにちは。
9月生まれ乙女座 @pooh_1960です。

本日9月13日は オーストリアの作曲家アルノルト・シェーンベルクの誕生日。
Arnold_Schoenberg_la_1948
写真:Arnold Schoenberg la 1948.jpg – Wikipedia

現役の吹奏楽なみなさんは、シェーンベルクというと「ミス・サイゴン」「レ・ミゼラブル」の音楽で知られる、クロード・ミシェル・シェーンベルクを思い浮かべることでしょう。

Wikipediaによると、A.シェーンベルクはC.M.シェーンベルクの大伯父(祖父の兄)にあたるそうです。

アルノルト・シェーンベルク (Arnold Schönberg)

1874年9月13日 オーストリア・ウィーン生まれ 、 1951年7月13日 アメリカ・ロスアンゼルス没

オーストリアの作曲家・指揮者・教育者。
調性を脱し無調音楽に入り12音技法を創始したことで知られる。アメリカに帰化してから1934年以降は、「アメリカの習慣を尊重して」”ö”(o-ウムラウト)を”oe”と表記したSchoenbergという綴りを自ら用いた(アメリカでは「アーノルド・ショウンバーグ」と呼ばれた)。

アルノルト・シェーンベルク – Wikipedia

第二次大戦中にナチス・ドイツを逃れアメリカに移住し、のちに帰化。

9月5日が誕生日だった、ジョン・ケージのお師匠さんです。

アルノルト・シェーンベルクの吹奏楽作品

シェーンベルクの吹奏楽作品と言えば「主題と変奏」

YouTubeに横浜楽友協会吹奏楽団さんの演奏がアップされています。


Wikipediaによると、
「ニューヨークの楽譜出版社G・シャーマー社からの、高校生の吹奏楽団でも演奏可能な優れた作品をという依頼に応えて、1943年に作曲」されたものの高度なものとなったので、「初演は同年の夏、プロの吹奏楽団であるゴールドマン・バンドによって行われた。」
翌1944年に管弦楽曲に編曲され、「クーセヴィツキー指揮、ボストン交響楽団によって初演」

吹奏楽コンクールでのシェーンベルク作品

例によって Musica Bellaさんの吹奏楽コンクールデータベースで検索したところ、1件のみ

筑波大学吹奏楽団が、1986(昭和61)年 関東大会 にて「主題と変奏」を取り上げ銀賞を受賞しています。
ちなみに、指揮は作曲家の伊藤康英さん。
吹奏楽コンクールデータベース(作曲者:シェーンベルク) – Musica Bella

演奏時間は上掲の横浜楽友協会吹奏楽団さんの演奏で11分ほどですので、若干カットが必要な楽曲。

シェーンベルクの楽曲で全国大会へ出場すれば初の快挙?となりますので、どこかの楽団さんいかがでしょう(^-^;

初期の代表曲「浄夜(浄められた夜)」

初期の代表曲の一つと言われているのが、1899年にシェーンベルクがウィーンで作曲した「浄夜」
リヒャルト・デーメルの同名の詩「浄夜」をもとにした作品。

この「浄夜」という詩の内容が飛んでいるというか、素敵なのです。

女性が恋人に向かって、「お腹の子はあなたの子ではない、母親になることへの憧れから見知らぬ男に抱かれた」と告白する。

それに対して男は…、、さて、なんと答えたでしょう?
気になる方はググるか、クラシックソムリエ検定公式テキストで確認してみてください。

そうした、「二人の男女の対話、感情のうねりがロマンティックに表現」されている曲です。

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