こんにちは。
吹奏楽もJazzもClassicも大好き @pooh_1960です。
6月14日(土) 恒例の京都大学吹奏楽団サマーコンサートを聴きに行ってきました。
昨年12月の定演で卒団した元KUSB バストロ吹きの次男が、後輩くんの急病のため、賛助として急遽ステージに上ることになったことと、運転免許とりたての元KUSB バスクラ吹きだった長男がお伴してくれることになり、京都行き決行した次第。
お昼頃京都に到着して、まずは京大生協ルネで腹ごしらえ。
京都大学吹奏楽団 第29回 サマーコンサート
今回のサマーコンサート、構成は従来と変わらず、3部構成
1部はオリジナル曲を2曲。
正副の学生指揮者によるステージ
1曲目は今年度の副指揮者のデビューステージでもあります。
バーンズの「イーグルクレスト序曲」は華やかで、若々しい指揮者のデビューにもよく合っていました。
冒頭の金管楽器をはじめ、よく楽器が鳴っていて、個人的にはとても好きなサウンドでした。
デビューにしては落ち着いたしっかりした指揮ぶりでしたが、演奏後の挙動に笑いが(^O^)
2曲目は正指揮者によるアッペルモントの「ノアの方舟」
さすがに、音楽がよく作られて、統制のとれた演奏。
緊張した幕開けからにぎやかなパレード、そして嵐が吹き荒れる部分は圧巻でした。
2曲ともサマコンのこの時期にしては完成度が高く堪能しました。
2部の企画ステージは江戸時代の幽霊がでる団子屋が舞台のコミカルな、そしてちょっとホロリとするステージ。
こういう企画ステージで、お芝居が入ったものは、下手をすると見ている方が恥ずかしくなるようなことにもなりかねないのですが、さすがに大学生、ストーリーも演技もしっかりとしていて、大変楽しめました。
3部の企画ステージは梅雨、雨を題材にし人とストーリーを絡め、音楽で表現したもの。
このステージの演奏も大変素晴らしいものでした。
メリハリの効いた切れの良いサウンドで、吹奏楽のポップス演奏にありがちな、つまらなさなどみじんも感じさせない演奏。
最近効いた吹奏楽ポップス演奏でも出色のものでした。
今回はアンサンブルも全部きちんと聴こうと、開演前のホワイエでのトランペット六重奏も最前列で陣取り、着席して金管五重奏。
そして、幕間、アルトサックスのお兄さんが「風になりたい」を拭きながらホールに入って中央通路を横切りホワイエの方へ出ていくのをあっけにとられ眺めていました。戻ってきてステージ袖にサックスpartが現れるものと思っていたら、なんと座席の後ろから演奏が。。。慌てて会場からでていくと、なんとロビーで演奏しているではないですか。
もう、人だかりが凄く外にでることもできずに諦めて席に帰ってきました。
うーん、残念。
アンコールは、祭りだ~、祭りだ~ でした。
京都大学吹奏楽団 第29回 サマーコンサート
日時:2014年06月14日(土)
開場 17:30 開演 18:30
会場:八幡市文化センターホール 大ホール
入場無料■プログラム
第Ⅰ部
イーグルクレスト序曲(J.Barnes)
ノアの方舟(B.Appermont)第Ⅱ部:企画ステージ 『洛中みたらし報恩譚』
にんじゃりばんばん 作曲:中田ヤスタカ 編曲:宮川成浩
ポップス変奏曲「かぞえうた」 作曲:岩井直溥
スリラー 作曲:R.Temperton 編曲:金山徹
雨のち晴レルヤ 作曲:北川悠仁、後藤和哉 編曲:金山徹
上を向いて歩こう -in Swing- 作曲:中村八大 編曲:福田洋介
第Ⅲ部:企画ステージ 『Do you know early summer ?~梅雨のありさま~』
雨のメドレー~RAIN~ 編曲:Jack Bullock
ディズニー・クラシックス・レビュー 編曲:山里佐和子
ジャパニーズグラフィティⅤ~日本レコード大賞、栄光の昭和50年代~ 編曲:磯崎敦博
LOVE LOVE LOVE 作曲:中村正人 編曲:後藤幸夫
シェリーに口づけ 編曲:天野正道開演前アンサンブル
トランペット六重奏 「6本のトランペットのための組曲」より 第一楽章(D.L.Horton)
金管五重奏 序奏とアレグロ(酒井格)幕間アンサンブル
サックス四重奏&身にサックスオーケストラ
風になりたい 宮沢和史(編曲:寺田鉄生)
SWEET MEMORIES 大村雅朗(編曲:松元啓祐)
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