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【SOCIAL DISTANCING】3ベークラは離れよう!クラリネットでわかる ソーシャル・ディスタンス

クラリネットでわかるソーシャル・ディスタンス 吹奏楽


こんにちは。
@pooh_1960です。

COVID-19の勢いはまだ収まらず、苦しい毎日が続いています。
外へでても人との距離を保たねばなりません。

そこで、今回はソーシャルディスタンスをクラリネットで例えてみました。
クラリネットでわかるソーシャルディスタンス

ソーシャル・ディスタンス Social Distancing とは

新型コロナウイルスの感染を予防するため、人と人とがとるべき距離、行列など並ぶ際に離れるべき距離のこと。
いまや誰でもが知っていることと思います。

ただ、日本語ではソーシャル・ディスタンスと表現されていますが、英語では Social distancing と表記されています。

ITmedia Newsの記事によると、

social distancingは公衆衛生戦略を表す用語で、疾病の感染拡大を防ぐため、意図的に人と人との物理的距離を保つこと。ちなみに、特定の個人やグループを排除するという社会学用語の「social distance」とは区別する必要があるという(Dictionary.com)。

とのことです。

国によって微妙に違う推奨距離

上掲の記事にもありますが、国によって推奨される距離は微妙に違ってきます。

国・機関 Social distancing
WHO 1メートル(3フィート)
オーストラリア 1.5メートル
アメリカ 6フィート(約1.8メートル)
イギリス 2メートル
日本 2メートル

WHOの距離がかなり短く感じられますが「最低でも」との言葉があります。
WHOが3月31日付で発表している「Coronavirus disease (COVID-19) advice for the public」では、

Maintain social distancing
Maintain at least 1 metre (3 feet) distance between yourself and anyone who is coughing or sneezing.
【邦訳-引用者 DeepLにて】
社会的な距離感を保つ
咳やくしゃみをしている人と自分との間には、最低でも1メートル(3フィート)の距離を保つようにしてください。

いろいろな状況を鑑みて、最低でも1mは、ということなのでしょう。

2メートルでも短すぎるとの意見も

Yahoo!ニュースで見かけた下記の記事、


によると、2メートルではまったく十分ではない、との研究者などの声が上がっていて、WHOにもSocial distancing の厳格化を求めている、とのことです。
ランニングする場合も縦列だと危ない、など動画も紹介されていますので、気になる方はぜひ参考になさってください。

ソーシャル・ディスタンスを楽器で例えるなら

クラリネットでSocial distancingのきっかけとなったのは、下記のダイナスティジャパンさんのTweetでした。

マリンバくらい離れて

他にも楽器でのたとえは、下記のデアクライス・ブラスオルケスターさんのピアノでの例えが…

ピアノの横幅よりちょっと離れて

デアクライス・ブラスオルケスター (@DerKreisBlas)

クラリネット族でたとえるなら

クラリネットでわかるソーシャル・ディスタンス

では、クラリネット族で例えるとどれくらいになるのか。
イギリスや日本の2mを基準にして換算してみました。

種類 長さ 何クラ?
B♭クラ 約70cm 3ベークラ
E♭クラ 約50cm 4エスクラ
アルトクラ 約90cm 2.2アルトクラ
バスクラ 約100cm 2バスクラ
コントラバスクラ 約150cm 1.3コントラバスクラ

B♭クラの長さは自分の楽器(ビュッフェ・クランポン R13)を実測してみました。
メジャーがなかったので以前ニトリさんでカーテン購入する時にもらってきた紙のメジャーを使用。
マウスピースの先端からベルの終わりまでを計測。およそ68cmでした。
というところで約70cm。
クラリネットでわかるソーシャルディスタンス

他のクラさんたちの長さに関しては、IPAさんの教育画像素材集の中の「クラリネット族の種類」という写真を参考にしました。
ただ、この写真ではB♭クラの長さ約80cmとなっています。

クラリネットに馴染みのない方のために一応説明しておくと、

ベークラ(B♭クラ)

B♭というのは調のこと。変ロ長管。
ごく普通のクラリネットのことです。吹奏楽では大勢います。オーケストラのバイオリンに相当する位置です。
なお、オーケストラではアーカンと呼ばれるA管も使われます。プロのオーケストラ奏者方はたいていこの2本を使います。A管の方がB♭管よりも1cmほど長いそうです。私は実際に吹いたことはありません。

エスクラ(Esクラ,E♭クラ)

高音域を担当する小さめのクラリネット。オーケストラでもたまにでてきます。ラベル「ボレロ」では必ずでてきます。E♭以外の調の楽器も作られているそうです。
普通のクラリネットと持ち替えて吹く場合も多いです。吹奏楽では専任で一人はいるかと思います。

アルトクラ

あまり見かけることがないかもしれません。普通のクラリネットと違いマウスピースのつくネックとベルの部分が曲がっています。吹奏楽、あるいはクラリネット族だけのアンサンブルで活躍します。

バスクラ

バスクラはアルトクラよりさらに大きくなり低い音が出ます。大きいので、ベルの下にピンがついていて、地面につけて安定させて演奏したりします。
さかなクンさんが演奏するので目にする、耳にする機会が多いかも。

コントラバスクラ

更に大きくなりネックとベルの部分の管もより長くなっています。バスクラよりも1オクターブ低く作られています。たしか、さかなクンさんはコントラバスクラも吹いていたような気がします。

ここにあげた他にも、クラリネットの種類はまだまだあります。
日立製作所 横浜音楽隊の下記のページによると 11種類あるそうです(出典はギイ・ダイガン著、野崎剛史訳『ギイ・ダイガンのクラリネットの本』佼成出版社とのこと)。
下記のページには写真も掲載されているので、興味のある方はぜひ。
音楽隊:ソフトウェア:日立

まとめ

以上、クラリネットで例えるソーシャルディスタンスでした。
なんの役にもたたないのですが、まぁ、少しでも楽しみを見つけられたらと思いまとめてみました。

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