「朝日夏休み教室 算数ってこんなに面白い」と題する、秋山仁さんの講演会(金沢市文化ホール)へ、娘と行ってきました。
朝日新聞主催の夏のイベント、昨年は「ロバの音楽座」、一昨年は「でんじろうさん」、と毎年、楽しませてもらっています。
さて、壇上の秋山仁さん。「世界一受けたい授業」などで目にする印象通り、親しみのある、気さくな雰囲気。
まず、最近でかけたガーナでの学会の写真などをPowerPointのスライドで写しながら、どんな仕事をしているのか説明。
そして、「でっかい志をもち、自分流の横綱になる」「1週間に1冊は本を読もうなど」、など、子どもたちに守ってほしい10ヶ条を紹介。
いよいよ本題。メビウスの輪から始まって、マンホールの蓋(定幅図形)など、子どもたちに、算数の楽しさを、ユーモアを交え、楽しく、優しく、語りかけてくれました。
「周りを見ればもっと早く気づいたり、計算ができたりする人がいるが、そんなのは全く気にしなくてよい。兄弟や友人と比較しなくてもよい。自分で考え、分かったときの楽しさを知ることが重要だ」というお話しにいたく共感。
比較し、点数をつけ、叱咤し、強要し、子どもたちを追いつめるのではなく、学ぶ楽しさや、自分自身での気づき、の手助けをするのが、親や大人の役割ですよね。
*石川県石川郡野々市町御経塚のことは、御経塚リンク集をご覧あれ。
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