昨日、1月17日は次男の14回目の誕生日でした。
現在、中2で卓球部に所属する彼は、3人の子どもたちの中で唯一、2度大きな危機に遭遇してきました。
1度は2歳の時、同じアパートの少し年長の子と、アパートの近くで遊んでいた時に、アパートのすぐ裏の川に落っこちました。
すぐに一緒にいた子が知らせに来てくれたので、あわてて飛び出して、川へ飛び込んで救出。その時は水量がごく少なかったので(子どもの足でもひざ下くらい)、川べりに立って泣いてた状態。膝の辺りを切り、数針縫っただけですみました。
2度目は小学校の2年生の時。当時、まだ土曜日が休みではなかったので、登校のため、地域の集団の集合場所へ向かう途中の横断歩道で車に接触。
目撃した方の話では、ボンネットの上に乗っかって落ちたみたいなのですが、ランドセルから落ちたので、かすり傷ですみました。
土曜日で私も休みだったので、私も自宅にいて、連絡をもらって駆けつけましたが、その時はさすがに心臓がとまるかと思いました。
なぜ横断歩道でか、というと、走ってきた車が右折のウィンカーを出していたので、それを確認して渡り始めたところ、その車が右折しようとした道路が混んでいたため、右折をやめ直進しようとして、横断歩道を渡ろうとしていた息子に気づくのが遅れた、ということでした。
なので、もともとスピードが出ていなかったことと、ランドセルのおかげで、かすり傷で済んだのです。
しかし、今までのところ、それだけですんでいるので、ほんとありがたいことです。
さて2つ目、1月17日といえば、阪神・淡路大震災ですが、もう一つの、3つ目の大きな1月17日・・・
次男が誕生するちょうど1年前の1991年1月17日
アメリカ軍がイラクを爆撃、戦争が始まった日です。
そう、「湾岸戦争」です。
そのとき、私たち夫婦と息子(長男)は、ピースボートに参加。アラビア海沖を航行中のギリシャ船籍オセアノス号の船上にいました。
あれから既に15年がたちました。
残念ながら、それから世界はますます混沌としてしまいました。
今回も、阪神・淡路大震災の報道では、風化が危惧される、という声が報じられていましたが、私たちは、過去の歴史を学ぶことなく、過ちを繰り返していくばかり。
このままの、世界を子どもたちに引き継いでいくのは、あまりにも申し訳ない、ので、声をあげて、知恵を出しあって、少しでもまともな世界に、していきましょう。
と、いうことでこの機会に、湾岸戦争とその後のイラクの、世界のありようも振り替えってみて欲しいと思います。
湾岸戦争を知るためのリンク
- 森住卓さんのサイト の イラクレポート
- フォトジャーナリスト森住卓さんのサイト。このイラクレポートでは、劣化ウラン弾の被害を中心にイラクの人々、子どもたちの表情が映し出されています。これが同時代に起きていること・・・
江川紹子さんとの共著「イラクからの報告」は文庫本なので、手軽に読めます。
- 豊田直巳さんのサイト「境界線の記憶」
- こちらも著名なフォトジャーナリスト豊田直巳さんのサイト。
昨年発売された、「子どもたちが生きる世界はいま」とてもいい本です。おすすめです。
- 田中宇の国際ニュース解説 世界はどう動いているか
歴史は繰り返す? 湾岸戦争とイラク戦争 - 湾岸戦争に関する分析。上記お二人の映し出す、普通に暮らすイラクの人々の姿が、マスメディアではなかなか目にする機会がないのと同様、多くの報道されない情報があることを教えてくれます。
コメント
15年前に「平和の民」の思いを込めて名づけた我が家の次男坊の和民(カズミ)。和民も青中卓球部でして、親に似ず縦に伸びてくれたおかげで、卓球に見事はまってしまいました。
高校も卓球がやりたくて白嶺をめざしています。
ゆうちゃん、どうもです。
そうですか、和民くんも卓球部ですか!
家の息子は、はまっている、というほどではないようですが、それでもよくラケットみがいたり、ラバーがどうのこうの、といって一緒にスポーツショップへいったり、ぼちぼち楽しんでいるようです。
ところで、白嶺っていうのは、旧 商工なんですかね?