私が生まれ故郷、根知では家庭で作る笹の押し寿司や巻きずしの具として、サバ缶を煮詰め味付けしたものを利用していました。
他の家庭のおすしを頂いた時もたしか具になっていたので、わが家だけではないはず。
こちらへ来てからも母がよく作ってくれていたので、わが家の子どもたちもおなじみの味です。
サバ缶を具にするのが、そんな特別なことだとは思っていませんでした。
ところが、先日、「秘密のケンミンSHOW」という番組をみていたら、京都の丹後地方でバラ寿司(ちらし寿司)の具としてサバ缶を利用する、と紹介されていたので、特殊なのだと知った次第。
その番組をみて、娘も「おばあちゃんが、保育園の運動会の時に作ってくれたの美味しかった」というし、私もしばらく食べていなかったので、食べたい病が発症しておりました。
そうしたら、昨日、娘が作ってくれました。
具はサバ缶の水気をきって、鍋に入れ醤油で味付けするだけ。
これがまた美味しいのです。
具だけで食べても美味しいですよ。
味付けしたサバ缶。たしかに見た目はあまり良くないのかもしれませんが、美味しいです。
巻きずし、上手に巻けてます。
完成しました。豚汁と一緒に頂きました!