U2は特に好んで聴く、というわけではなく、聴いたことがあるくらい。iPodのU2バージョンでなんとなく好感をもっているという存在でしたが、今日新聞で読んだ言葉が気に入ったので・・・
本日2/8付け朝日新聞(大阪本社版 第10版)2面の「ひと」で「アフリカ援助を続けるロックミューシャン ボノ さん(45)」として紹介されていました。
21年前からアフリカ支援をはじめ、最近では大企業と組んで「レッド」というブランドをたちあげ、3月から利益の1部をアフリカのエイズ患者救済にあてる、など紹介されています。
「企業宣伝に利用されている」との声に「それで命を救えるなら、どんどん使ってくれ」
そして、冒頭に掲げたのは、その記事の最後に記されているボノの言葉の一部
『君は成功した。勝者だ』といわれるが、僕は常に負け犬の気分だ。薬を買う金がないだけで人々が死んでいく今の世界で、誰が勝者になれるというのだろう
ホリエモンの「金」至上主義が批判されるが、そういった価値観を生み出したのは、旧世代。
現に、今も、企業は、派遣労働者、パートタイマーなど弱い労働者を、搾取(古いことばですが)して、儲けているのですからね。
そして、小泉首相は格差を肯定、今日もなんかわめいていたようです、ね。
その一方で、イラクやパレスチナでは理不尽に殺されていく人々、そして、飢餓のため、死んでいく人々が数多いるこの世界。
そんなこともいろいろと考えた今日の一言でした。
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