1年空きましたが、今年も聴きに行ってきました、京都大学吹奏楽団定期演奏会。
今年は我が家のバストロ吹きも参加です。
思ってもみなかった展開でしたが、嬉しい限り。
今年もステージ向って左(バスクラもバストロも向って右手なのです)の3F席でのんびりと聴かせてもらいました。
1曲目は坂井貴祐さんの「吹奏楽のための越中幻想」
バランスよく、まとまったとても良い演奏でした。
ちなみに、この曲は富山県福野高等学校吹奏楽部の委嘱作品。
ほんとうに立山を望む富山の風景が目に浮かぶような曲です。
2部の企画ステージは遊園地での大学生の恋物語。
5曲のポップチューンをダンスなどを交えながら楽しく演奏。
そして、第3部。
ご存知、Jan Van der Roast「モンタニャールの詩」
文字清先生の指揮のもと一糸乱れぬ素晴らしい演奏でした。
アンコールは2曲。
P.スパーク「陽はまた昇る」
やはり今年は特別な年であったことは間違いありません。
震災の復興、人類はとてつもなく重いものを自ら背負ってしまっていることを改めて感じながら聴きました。
そして最後の曲、定番のClimb Every Mountainが当然くるものと思ったら…
なんと、ホルストの一組こと、G.ホルスト「吹奏楽ための第1組曲」でした。
全体的には以前よりまとまった感じ。逆にいうと奔放さがないような感じを受けました。
若々しい奔放さも失わずに、すてきな演奏をまた期待しています。
京都大学吹奏楽団 第41回 定期演奏会
日時:2011年12月17日(土)
開場17:30 開演18:30
会場:京都コンサートホール 大ホール第Ⅰ部
吹奏楽のための越中幻想(作曲:坂井 貴祐)
オーロラの目覚め(作曲:J.Mackey)
第Ⅱ部
企画ステージ 「Win’s Fantasia」
アメリカン・パトロール(F.W.Meacham)
Sky High(C.Scott & D.Dyer 編曲:山下国俊)
ホラー小組曲より 第1楽章 13日の金曜日(T.Doss)
ひだまりの詩 (日向敏文 編曲:明光院正人)
ウィンター・ワンダーランド in Swing(F.Bernard 編曲:福田洋介)
第Ⅲ部
交響詩 モンタニャールの詩(作曲:J.Van der Roost)
客演指揮:文字 清公式サイト:京都大学吹奏楽団
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