こんにちは。
@pooh_1960です。
金沢の名物の一つ芝寿しさんの笹寿し
笹で包まれた優しい押し寿司
いまや全国的にその名をしられた金沢の食の名産品です。
「芝寿し」というと「笹寿し」を思い浮かべます。
私が初めて「笹寿し」を食べ、芝寿しさんの存在を知ったのは東京麻布にあった加賀芝寿しさん。
私が教えを受けたジャーナリスト 梶谷善久先生に教えを受けていた、梶谷先生を慕って集まった人たちの集まりの席でした。
まさか、現在のようなご縁、芝寿しさんの本家本元の近くに住むことになるとは、まったく思いもしませんでした。
現在、芝寿しさんの本社工場は北陸自動車道の白山ICのすぐ近くにあります。
イオン御経塚から車で5分、歩いて25分ほど。
その敷地内に新しく「芝寿しのさと」という新しい施設がオープンしたので訪ねてきました。
「芝寿しのさと」探訪記
近くを通るたびになにか工事されているな、と思ってみていたのですが、まさかこんなおしゃれなものができるとは思いませんでした。
ごはん文化(お米文化)の魅力を伝える「芝寿しのさと」
名 称:芝寿しのさと
所在地:株式会社 芝寿し いなほ工場 敷地内 〒920-0378 石川県金沢市いなほ2丁目4
正面入口にはオープン直後なのでお祝いの花輪がたくさん。
この建物の2辺が素敵なお庭になっています。
下の写真は正面入口入って左手にあるお庭の築山の上から撮った全景です。
三階建て、というか三層になっています。
店内に掲示されていた説明によると、こちらの古民家は白山市田地町の宮本家から譲り受けたもの。
古民家といってもごく最近まで住まわれていたとのこと。
もともとは能美郡川北町の村長さんのお宅であったものを宮本家が譲り受け移築、そして今回で二度目の移築。
明治期に立てられたそうで、築150年ほどとのことです。
「芝寿しのさと」店内はショップとレストラン
お店の中はショップとレストラン。
芝寿しさんの商品、笹寿しやお弁当などはもちろん、白山市を始め石川県の農家さんなどが作られた地元の食品なども販売されていました。
レストランでは美味しい「さと御膳」というメニューが提供されていました。
現在はこの「さと御膳」というメニューだけでした。ちょっと懐事情もあり今回はパス。
芝寿しさんの公式インスタグラムで紹介されていますので、そちらでご覧ください。
今月11月下旬にはリーズナブルな2品目が追加されるとのこと。
「芝寿しのさと」イートインスペースはカウンター5席
「さと御膳」は諦めたものの、店内にあるカウンターで購入したお弁当を食べてもよいとのこと。
連れは「秋の野菜たっぷり弁当」私は「贅沢能登牛と能登豚弁当」を購入。
「けんちん汁めった汁」も注文してカウンターで頂きました。
母屋を囲む庭園は白山連峰の神々と稲作風景をイメージ
カウンター席からきれいなお庭を眺めながら、おいしくお弁当を頂きました。
店内に掲示された説明によると、
母屋を囲む庭園は、白山連峰の神々と自然に育まれた稲作の風景ををイメージした回遊式庭園にすることにより、ごはん文化(お米文化)を比喩的に表現
したものだそうです。
もったいないからスタートした芝寿しさんの歴史
創業当時に使用されたものと同じ東芝製の電気釜がおかれていました。
私の年代には、さらに言えば家業が家電店だった私には、特に懐かしいものです。
金沢市片町で東芝のショールームを経営していた芝寿しの創業者 梶谷忠司さんが、電気釜の実演販売のためご飯を炊いて、その炊いたお米を無駄にしないために、笹寿しとして商品可したのが始まりなのです。
詳細は芝寿しさんの公式サイト内の「芝寿し物語」をご覧ください。
因みに私が教えを受けた梶谷善久先生は創業者のお兄さんでした。
気軽に立ち寄れるおすすめスポット
お弁当を買いに行くもよし、おはぎを買ってしばし休憩するもよし、きれいなお庭でまったりするのもよし、と手軽に利用できる「芝寿しのさと」
県外から来た我が家の親戚などは必ず芝寿しさんの棒寿しをお土産に買って帰っていったりします。
白山ICのすぐ近くということもあり、県外からのお客様をご案内するにも格好の施設です。
金沢までは行けないけど芝寿しを食べたい!という方は…
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