昨日は、娘の仕舞のお稽古日。
たまたま時間があったので、石川県立能楽堂へ。
昨日の稽古場は別館の第三舞台。
先生はなんと、宝生流の重鎮、佐野萌氏。
現在は「西王母」を練習中。
私はまったくそういった素養がありませんが、義母が仕舞の先生、義父も仕舞を趣味としています。(参考:甥っ子のブログのスーパーおじいちゃんとおばあちゃん)。
娘であるうちのかみさんも幼い頃から結婚するまでずっと続けていました。
そんなわけで、うちの子供たちはみな舞台に立ったこともあります。
娘の初舞台は10ヶ月の時。
所属するいづみ会の定例会にて、義父がシテ(主役)を務め、孫6人(娘も含む)全員が参加した「鞍馬天狗」(水道橋、宝生能楽堂)。
花見の稚児の一人として母親に抱かれて登場。
恵まれた環境、金沢という土地柄もあり、こういった形で日本文化に親しむのもよいことだと思います。少なくとも学習塾や英語教室よりは価値がある、と思います。
小学校から英語を義務化しようと、「日の丸」、「君が代」を強制して、「国を愛せよ!」と言う。
それよりは、まず、自らの言葉を学び、考え・表現できるようになり、自らの文化に触れ親しみ基礎を作る。それから、いろいろな国や地域の言葉、文化を学んでいく、文化の違いを、他者を尊重する心をはぐくむ。そうすれば、日本がまともになって、自然と愛する国ができると思います。
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