こんにちは。
@pooh_1960です。
いまでも日本人の死因の第一位の病は「がん」だそうです。
家族や知人、同僚など、身近かな人が「がん」になったら、どう支えていけばよいのか。
難しい問題です。
野々市市で傾聴を主体としたボランティアをしている団体、「野々市市民カウンセラーの会『ほわっと』」さんが、研修会として『がんサポーター養成講座』を開催されますので、ご案内です。
どなたでもご参加頂けます。
少しでも気になる方はぜひご参加ください。
『がんサポーター養成講座』2月3日(日) 野々市カメリア
野々市市⺠カウンセラーの会『ほわっと』
平成30年度第4回研修会
『がんサポーター養成講座』
【日時】
2019年2月3日(日) 10:00 〜 12:00
【会場】
野々市市情報交流館カメリア 2F ホール椿
〒921-8825 野々市市三納1丁⽬1番地 (野々市市役所内)
*カメリアへのアクセス
【参加費】
1,000円
【講座内容】
⽇本⼈⼝の2⼈に1⼈が、がん患者と⾔われている現在、がん患者はとても⾝近な存在となっています。
親族・お友達・同僚など、⾝近なところで出会うがん患者さんや、ご家族に、ほんのちょっとの気遣いが出来るようになるヒントを、医師・看護師・がん経験者の3者から、⽣の声でお聞きします。
【講話者】
⽯川県がん安⼼⽣活サポートハウス つどい場・はなうめ
・がんってどんな病気?
話し手:医師 龍澤泰彦
(石川県がん安心生活サポートハウス所長)
・がんと上手につきあう工夫
話し手:看護師 木村美代
(石川県がん安心生活サポートハウス)
・がんという体験を聴く
話し手:がん患者・家族の体験者
【申し込み】
>>Facebook イベントページ
>>E-mai: howatto.nonoichi@gmail.com
個人的な「がん」とまつわる話し
「がん」という病、個人的にはとても身近な存在です。
【父のこと】
私の父は、私が高校2年の時、胃がんで亡くなりました。
1976年6月11日死去。57歳でした。
昨年、私はその父の亡くなった年齢になりました。
亡くなる5年前に胃潰瘍の手術を受け胃を3分の1(だったか?)摘出。
その後、胃がんと診断され、入院・手術も打つ手なく、最後は自宅で療養。
かかりつけの医師に往診してもらい、丸山ワクチンなどを投与しながら1年ほど。
当時、兄二人は仕事・学校とそれぞれ家を離れていましたので、父と母と私の3人の生活。
苦しむ父に障らぬよう、息を詰めての生活。
私がまだ、紅顔の美少年(だったことにしておいてください)だったころのお話しです。
そんな病に伏した父に同接するのか、わからないまま。
多感な年齢でもあり、また普段から父とはあまり話しなどすることもなかったので、よけいに何もしませんでした。
看病は母に任せっきり。
【兄と従兄弟】
事情があり、ながらく合うこともなかった兄、そして母方の従兄弟。
二人とも肺がんで4年ほど前に亡くなっていました。
兄はおそらく65歳くらい、従兄弟は60歳くらい、だったでしょう。
兄が亡くなる間際に私の名を呼んだ、とお連れ合いからお聞きして泣きたくなりました。
【米原万里さん】
ロシア語通訳・作家 米原万里さん。
NHKロシア語講座、TBSのテレビ番組「ブロードキャスター」のコメンテーター
ペレストロイカの頃、ロシア語通訳としてエリツィン大統領など要人の通訳としても活躍。
歯に衣着せぬ物言いで、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』など数多くの名作エッセイを生み出しました。
そして小説『オリガ・モリソヴナの反語法』では圧倒的な筆力でロシアという国と時代に翻弄されつつも必死に生きる人々を描きました。
まだ、一般的に名を知られる前の若い頃、文化学院でロシア語講師されていました。
私もロシア語をとっていました、すぐにリタイアしたのですが。
当時から強烈なオーラがあり、初回の講義の時に魅入られました。
卵巣がんで 2006年5月25日死去、56歳。
[clink url=”https://okyouduka.com/200608/books/bookreview/395.html”]
自身の「がん」との闘いを、当時連載中の週刊文春のコラムに綴ります。
それを一冊にまとめたのが、『打ちのめされるようなすごい本』
あらゆるがん療法を試すその壮絶な姿、読んでいて胸が締め付けられ、未だにつらくて私は通読できていません。
身近な問題として
自身も「がん」には注意して、毎年 胃カメラも飲み 注意しています。
自分自身のことはなんとかなる、自分で腹をくくるしかない、とは思います。
しかし、いざ、大切な人が「がん」になったら、どう寄り添っていけばよいのか、わかりません。
こうした機会を利用して少しでも知識を得ておきたいと思います。
コメント